こんにちは!
タイトルにもある通り、私は未破裂脳動脈瘤があります。
その治療法として、「フローダイバーター治療」をしました。あまり記事にされている方もいなかったので、どうだったのか数回に分けてお話ししたいと思います。
注意していただきたいのですが、私は医療従事者ではありません。
ここに記載する内容は実体験と私自身の感想や考察が入っている可能性があります。
詳しく内容を聞きたい場合は専門の医療機関へご連絡ください。
どうして脳動脈瘤が見つかったのか
よく聞かれるのですが、なぜ見つかったのかというところです。
私は頭痛持ちで一度脳ドックを受けた方が良いのではないかと、両親と話していました。
確かになーと思い、実費で脳ドックを受けたことがきっかけです。
簡単に検査は受けられるの?
案件とかではありません。
私は「スマートドック」というところで受けました。
病院予約して、検査を受けるだけです。とても簡単です。
事前にWEBから問診などはあります。
実費なので、高いですが、受けるストレスはそんなないです。
検査受けて1週間程度で結果が見れます。病院に行かなくてもWEBから確認ができます。
脳動脈瘤を見つけました。2019年のことです。
見つかった時の心境は「嘘でしょう」という気持ちでした。
脳動脈瘤を調べても調べてもくも膜下出血という単語が出てきます。
めちゃくちゃショックでした。今すぐどうこうというわけではなく、経過観察という形でした。
以上が見つかった経緯です。
次は私が手術を受けるまでの決断についてです。
脳動脈瘤が見つかった後の行動
先ほども話した通り、頭痛持ちです。脳動脈瘤は頭痛関係ないみたいです。
あまりにも頻繁に頭痛があるため別の病院で診察してもらいました。
そこで出会った先生がとても親身になって話を聞いてくださり、今回手術を受けるきっかけとなりました。
私は「緊張型頭痛」と「片頭痛」の両方という診断になりました。
まずは頭痛を減らすことを目的とし、薬を用いた治療に専念しました。
片頭痛に効く「エムガルティ」という注射の新薬にも挑戦させてもらいました。
だんだんと頭痛の回数も減り、そして私がその後結婚したこともあり。
先生が改めて脳動脈瘤についてお話をいただきました。
もしこの先妊娠して、出産した時に脳動脈瘤があると破裂するリスクは上がる。
破裂するかどうかはわからないけど、くも膜下出血になってしまっては通常の日常生活を送れない可能性があること。
破裂したらくも膜下出血となり、母体が亡くなる可能性があるということ。
脳動脈瘤があることにより選択肢が減ることもある、だから手術を受けてみてはどうかというお話をいただきました。
今は頭を開ける手術ではなく、足の付け根からカテーテルでやる方法があることも教えていただきました。
そして信頼できる先生を紹介してくださるということで、一度家に帰り、家族と相談しました。
手術することを決める
家族と話し合った結果、手術してくださる先生が元気なうちにやりたいなと思いました。
また、両親が元気なうちに。そして私自身も年齢がそんな若くないため、早めに治療をしたいとなりました。
今は手術後のこのブログ書いていますが、親が元気な時で本当によかったです。
退院日も夫が来れないとのことで、急遽両親に来てもらうことになりました。
1人で帰るのはとても心細かったので本当によかったと思いましたし、ありがたみを感じました。
主治医にも手術を受けたいことを伝え、紹介状を用意してもらいました。
そこから先生との診察になります。
手術に伴い、入院は2回しました
- 検査入院(脳血管造影を行うために、2泊3日しました)
- 手術のための入院(1週間程度入院しました)
検査入院に関しては省きます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
この記事は手術を受けるまでにやったことを記載しました。
今回手術に関して、当然ですが上司数名にも報告をしました。
話を聞くと脳動脈瘤がある人が意外にも多かったことにとてもびっくりしました。
気づいていない人もかなり多いのではないかと感じます。
だから上司もこの手術が気になっていたようで詳しく聞きたいとのことでした。
放置をされている方が多いと思います。私も5,6年くらい放置していました。
でも心のどこかで「破裂しちゃうのでは」と思うときはたくさんありました。
その恐怖をこの先何十年思い続けるよりは、今スパッとやってもらえたことは本当によかったです。
脳動脈瘤は無症状のようです。
だからこそ脳ドックを受けて、異常がないか一度は確認するべきだと思います。
高いですけどね、、、ちなみに夫には脳ドック受けてもらいました。
次回、いよいよ手術の記事です!
